
サビーネ・ウィンター 「挑戦し続けて、やっと実現できた」
2022年は長年アンドロ・プロチームを支えてきた彼女にとって特別な年になった。
女子1部ブンデスリーガで、サビーネは24勝5敗という好成績を収め、2021/2022年シーズンも好調だった。所属するTSV Schwabenhausenは3位に入賞し、シーズン最優秀選手賞を受賞した。
しかし、彼女のピークはそこではなかった。
今年、サビーネはドイツ選手権2022の女子シングルスで優勝した。ダブルスはすでに4度金メダルを獲得している彼女だが、シングルスのタイトルはまだなかったため、念願の初タイトルとなった。
決勝はハン・インに4対2のスコアで勝利した。
「初めて決勝に進出したのは10年前だけど、挑戦し続けて、やっと実現できた!とても嬉しい!」


ミュンヘンで開催された今年のヨーロッパ選手権でサビーネは開会式で旗手として参加しただけでなく、銅メダルを持って表彰台に上がった。
シングルス準決勝では、優勝したソフィア・ポルカノワに3対4で敗れている。サビーネは、ヨーロッパ選手権での活躍を次のように振り返っている。
「準決勝は惜しくも負けてしまいましたが、スタートがあまりよくなかったのに、接戦に持ち込めたことはよかったと思います。そのおかげで会場の雰囲気も良くなったので、最後はとても楽しくプレーできました。結果として銅メダルはとても嬉しい」
サビーネには将来の目標がたくさんあるが、そのうちの一つは「オリンピックの舞台に立つこと」。 バイエルン卓球協会のインタビューで、彼女はこの点について、2024年のオリンピックに出場したいと語っている。
「私は沢山練習し、ベストを尽くし、良い結果を出すことを望んでいる。その積み重ねにより、オリンピックで入賞する事もできるかもしれない」
サビーネ、私たちはその目標が叶うのを強く願っている。

